
記念誌をつくろうと思ったきっかけは、ひとつの節目としてちょうどいいのではないかと考えたことですね。本来なら創立50周年だと区切りがいいのでしょうが、うちの場合は創業者である父が79歳と高齢なこともあって、創立40年というタイミングで制作を行いました。
父は若い頃から文章を書くのが好きで、創業時の昔から書き留めているものがたくさん残っています。原稿用紙に書き込んだものを積んでおくだけじゃもったいない、なんとか世に出してあげたいという気持ちもありました。また一方、なんらかの形でわが社の歴史を記録しておく必要があるとも前々から感じていました。
そんな想いが重なって踏み出したのが、今回の記念誌の制作です。私は、鋼管会の会長も務めていて、こちらは創設50周年。同様に記念誌をつくる予定でした。同じ年に2冊記念誌をつくるのでたいへんだと思いましたが、思い切って取り組んだわけです。
ブライトさんとは、以前に伝票類やカタログの制作をお願いしており、お付き合いがありました。その時の仕上がりがよかった。こちらの細かい要望をくんでくれて、満足いく仕上がりにしてくれました。だから覚えていて、記念誌をつくる際に相談させてもらったのです。実績があったので、安心してお願いできましたね。
分厚い記念誌となると、カタログのとき以上に長丁場のお付き合いになる。やはり“信頼できる相手かどうか”が何より重要なポイントでした。
わが社は、倉庫や営業所を増やして成長を続けてきましたが、すべてが順風満帆だったわけではなく、幾多の苦労を乗り越えてきたというのが正直なところです。編集作業では昔の古い写真を引っ張り出し、それを見ながら父の苦労話と照らし合わせることもしばしば。どの写真を載せるか迷うこともありました。そんな時にもブライトさんが編集方針を明確に打ち出してくれたので、スムーズに作業が進められたように思います。
仕上がった記念誌は、まず創業者である父への贈り物としました。目的のひとつには、父のためというのがありましたからね。父も喜んでいますよ。不思議なことにプレゼントしてみると、これは会社の今の代表である自分のためにもなっていることに気づきました。創業者に感謝の気持ちを示すことで、“経営のバトンはしっかり引き継いだ。あとは任せてくれ”と気持ちも新たにチャレンジする意欲が湧いてきたのです。
お得意先にも配りました。形式張らない率直な内容がとても好評です。父が書いた文章を活かしただけに生きた言葉が詰まっていて、その時代を臨場感とともに身近に実感できるのです。
従業員のみんなにも配っています。予想以上に従業員のモチベーションを高めるのにも役立ちました。会社の歴史を知ることは愛社精神を養うものなのですね。意外な効果で、会社全体でひと区切りつけて次の目標に向かえます。これからも、今回の記念誌をどんどん会社のPRに活用していきたいと思います。
【本社所在地】
〒279-0024 千葉県浦安市港43番地 TEL. 047-390-7777 FAX. 047-390-7000
【概要】
1968(昭和43)年7月11日設立。 鋼管専門の販売商社として、現在では機械構造用鋼管及び 特殊鋼鋼管の切断・卸売り分野でトップクラスのシェアを誇っている。 また各種加工機械の導入により一貫生産体制を確立。自社製品化を可能にし、 産業発展の基盤として重要な役目を担う商品を、従来の販売形態からより 能動的な姿勢で顧客提供し続けている。
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